SignatureモデルはMcapコンデンサー、カーボンファイバー、チタンロッド、台湾アカシアの採用により最高峰のヘッドホンに仕上がりました。
価格面でのSignatureモデルとPlusモデルとの違いについて:
オーディオ市場では、価格はサウンドのパフォーマンスによります。
シグネチャーとプラスの主な違いは、サウンドパフォーマンスと重量です。
1. サウンド:
Signatureモデルでは世界的に有名なMundorf Mcapコンデンサーを実装することにより絹のように滑らかに心地良さを感じる高音域クロスオーバを感じることが出来ます。
この点で通常のMKPタイプのフィルム・コンデンサを使用したPlusよりもシグネチャーがさらに高いレベルになります。
2. 軽量化:
このシグネチャーでは、カーボンファイバーをヘッドバンドとチタン製のリフトロッドで製作し、約86グラムの重量を削減し、プラス60グラムをわずかに削減しました。
Plusは、サウンドと重量の10〜15%のギャップをあまり気にしないならば、コストパフォーマンスに優れたヘッドホンで是非お勧めです。
2018.12.31
”ハイルドライバーを搭載した、無二の存在 圧倒的な低域は得難いもの、oBravo Signature AMTを聴く”ascii.jpにて紹介されました。
2019.03.13
試聴者よりのレビューです:
昨日Signatureを受け取りましたので、早速試聴させていただきました。
第一印象としてoBravoらしい厚みのある音で安心したのと、軽量化の恩恵か装着感が大いに改善されていて驚きました。
エージング途中という事でしたが、高域に若干クセを感じた以外は特に気になる部分はありませんでした。ASCIIのレビューでの「ジャズや打楽器の演奏とは比較的相性がいいものの、ボーカル曲に関しては苦手だ。」という部分については、確かに現状のポートのチューニングであればそうでしたが、2つのポートの片側を塞いだところ、ソースを選ばないちょうど良いバランスになりましたので、試聴機を貸し出す際はポートのチューニングをエージング状態にあわせてセッティングした方が良いかと思います。
昨日は3時間程度しか試聴できず手持ちの、
Holo Audio Cyan https://kitsunehifi.com/product/holo-audio-cyan/
COS ENGINEERING H1 http://www.cosengineering.com/products/h1/
2台のDACヘッドホンアンプ複合機で行いましたが、それぞれの個性を引き出す魅力的なヘッドホンというのが現在の印象です。相変わらず密閉型でありながらそれを感じさせないのはハイルドライバーならではだと思います。
今日はメインの真空管アンプで試聴してみたいと思います。
型番 | Signature |
ハウジング | アルミ合金削り出加工 |
ヘッドバンド | アーチフレーム |
フレーム/ロッド素材 | カーボンファイバー・チタン |
フェイスウッド | 台湾アカシア |
ツイーター | 40mmハイルドライバー(エアーモーション) |
ウーハー | 57mmネオジウム・ダイナミック |
インピーダンス | 56Ω |
再生周波数 | 15Hz〜45000Hz |
重量 | 454g |